
震度図(22時45分)
18日午後8時19分ころ、長野県内で地震がありました。震源地は、長野県北部(北緯36度、東経137度)で、震源の深さは13km、地震の規模(マグニチュード)は5.1となっています。
震度5弱を大町市、筑北村、小川村。震度4を長野市、松本市などで観測しました。
地震発生直後、松本市のビル10階にある長野放送中南信支社では、大きな横揺れが15秒ほど続きました。
生坂村の宿泊施設支配人:
「縦揺れっぽくドカンと一発。その後、ジワジワ揺れていた感じ」
松本広域消防本部によりますと、山形村で避難しようした16歳男性が転倒し軽いけがをしたということです。
県は警戒連絡会議を立ち上げ情報収集にあたりました。午後10時40分現在、その他に大きな被害の情報は入っていないということです。
また、長野市と小川村では一時、あわせて約100戸が停電しました。大町市八坂では道路脇の石積みが崩落したということです。
交通機関にも影響が出ています。
JR篠ノ井線は塩尻ー篠ノ井間で運転を見合わせています。中央本線の「特急しなの」は塩尻ー長野間で運転を見合わせています。そのほか、中央東線、大糸線、飯田線で遅れがでています。
北陸新幹線も高崎ー富山間で遅れが出ています。
しなの鉄道でも一部列車に遅れが出ています。
JR松本駅の利用者:
「一瞬だったが何が起きたかわからなくて…」
「電車の中で座っているとき急に揺れ出した。結構、体感では揺れた。駅員さんの案内を待って(改札の)外に出るよう案内された」
その後も震度1~2程度の小さな地震が続いています。気象庁は今後1週間程度は震度5弱と同程度の地震に注意するよう呼びかけています。万が一、大きな揺れが発生した場合は速やかに避難などしてください。