YouTube X Instagram

「不要品を売りたい」「割安で買いたい」 物価高で需要高まる「リユース」市場規模は3兆1227億円

フィギュアなどを買い取りへ

一方、「新生活」のために買い取りに出したものもあります。

元村駿佑さん:
「自分、昔オタクの物が多かったので、フィギュアとかを売りに。(一人暮らしには持っていかない?)ここで全部スパンとやめるようにしちゃった」

スタッフ:
「お見積もり今回4点で合計こちらの金額になります」

査定額は1250円に。

元村さん:
「すごい、こんなになるんですか。いろいろ思い出はありましたけど、誰かが使ってくれて、飾ってくれたらうれしい。環境が180度変わるので、今後どうなるのかという心配もありますが、親にも、こういう成長ができたと自信をもって言えるような人間になりたい」

■物価高でニーズ高まるリユース品

リユース市場規模(リユース経済新聞より)

要らなくなったものを少しでも売りたい。そして、割安なリユース品を買いたいというニーズは年々高まっています。

「リユース経済新聞」によりますと、2023年の市場規模は3兆1227億円。2009年以降、14年連続で拡大を続けています。

セカンドストリートを運営するGEOも2023年度のリユース部門の売り上げは1700億円余りで2018年度の3倍以上になっています。

長野市のこの店でも買い取りの持ち込みは1日2000点を超える日もあるということです。

■おもちゃを持ち込み

おもちゃなど89点を持ち込む

長野市の川村美穂さん(32)。動物の人形のおもちゃなど89点を持ち込みました。

川村美穂さん:
「おもちゃが多いんです、娘がもう使わなくなったので」

おもちゃは8歳の長女・陽夏花(ひまわり)さんが長年遊んできたもの。最近は1歳の弟・八雲(やくも)くんと一緒に使っていたそうですが、手放すことにしたそうです。

川村さん:
「一人で二役やって遊んだりしていたから、懐かしいなとは思いますけど、飽き性すぎて、どんどん(おもちゃが)たまっていくだけだから、だったら売っちゃおうってなって」

査定結果は―  

スタッフ:
「4974円です」

川村さん:
「すごくありがたい、一番良かったかも今までで。(次の人にも)楽しく、娘の時みたいに二役で遊んでもらえればと思います」

  • facebook
  • twitter
  • LINE
長野放送ニュース

あなたにおすすめ