県世論調査協会が行った地域交通についての県民意識調査では、日常生活における主な移動手段について「マイカー」が87.3%を占めた一方、「バス」は6.9%でした。
「バスを利用する際に不便や不満を感じていること」については、「運行本数が少ない」が25.1%、次いで、「自宅からバス停が遠い」、「運賃が高い」などとなりましたが、「ふだんバスは利用しない」との回答が63.9%に上りました。
バス路線の廃止などが相次ぐ中、「移動手段の確保で政府や自治体に望むこと」では、「乗り合いタクシーや地域循環バスの拡充」が70.9%に上り、「バス路線の維持」が30.6%、「バスやタクシーの運転手確保」が28.3%などとなっています。
「対応が遅い」路線バス廃止の方針…住民が存続求める「行政でしっかりやって」 市は廃止を半年間延長し、その後、市営バスとして維持したい考え
