酒のかくおか・岡大輔社長:
「最終日、28年間のご愛顧、感謝の気持ちを込めて閉店セールを行っています」
棚の商品はほとんど売れていましたが、最後まで馴染みの客が訪れていました。
常連客:
「話に来たり、憩いの場、息抜きみたいな場だった」
この店といえば、社長は大の阪神タイガースファン。優勝のかかる試合では、広場でパブリックビューイングも行いました。
岡大輔社長:
「何百人という人が応援に来てもらって、本当にいい思い出です」
客:
「どこで始めるの?今度」
岡大輔社長:
「吉田の地区で今2軒、交渉してますんで」
客から相次ぐのは今後を心配する声。
酒のかくおか・岡大輔社長:
「温かいお言葉、励ましの言葉をもらって、そう言ってくれるお客さまがいる限りは、かじりついてでも店を続けていって、いろんな商品、サービスを提供したい」
近くで営業再開の模索が続く。
午後6時過ぎ、閉店。いよいよ迎えた閉店の時。
およそ500人が見守りました。
ながの東急ライフ・深澤孝平店長:
「全員で最後、皆さんにお礼を申し上げたいと存じます。皆さま本当に長いことありがとうございました」
客:
「私もライフが大好きだった、買い物に来るときは便利でね。寂しくなりますね、またいつかやってくれるといいですね」
「ライフさん本当に素晴らしかったです、寂しいね。皆さんに見守られて素晴らしいお別れ会できたと思う」
35年の歴史に幕。
土地と建物は今後広島の開発企業に売却。建物は解体される予定で、分譲マンションや商業施設などの後利用が検討されています。
「なくなると困る」大型商業施設が閉店 約500人が名残惜しむ 地域の生活支え、交流や思い出も 「ながの東急ライフ」35年の歴史に幕
