YouTube X Instagram

「なくなると困る」大型商業施設が閉店 約500人が名残惜しむ 地域の生活支え、交流や思い出も 「ながの東急ライフ」35年の歴史に幕

ながの東急ライフ

3月31日は大型商業施設の閉店が相次ぎました。長野市で35年の営業に幕を閉じたのは「ながの東急ライフ」。地域の生活を支え、交流や思い出も生まれました。

3月31日、午前9時半開店。

ながの東急ライフ・深澤孝平店長:
「最後まで笑顔で明るく、元気よくお客さまを接客しましょうと(従業員と)話した。最後までいっぱいお買い物してほしい」

長野市の総合スーパー「ながの東急ライフ」。3月31日は、名残を惜しむように最後の買い物をする人たちの姿がありました。

近所の住民(80):
「気持ちは切ないよ、やっぱり。車も無ければ自転車も乗らない人は歩くしかない。無くなると困るんだよ、本当に」

近所の住民(75):
「便利、そして安心感。ほとんどが間に合うので、ここへ来れば。年配の人は特に感じているんじゃないですか」

開業は、JR北長野駅前の再開発が行われた1990年。食品や婦人服売り場のほか、ファストフード店などもテナントに入る北長野の買い物の拠点として親しまれてきました。

35年間の営業も、ネットショッピングの台頭など買い物環境の変化や、建物の老朽化などで事業継続は困難に。

総菜コーナーの一角には3月31日も行列がありました。

ふっくらもちもちのたい焼き。およそ30年営業し、はみ出るぐらいのあんこやクリームが人気です。

中野市から訪れた親子も、特別な思いで焼き上がりを待っていました。たいやきは母親の香奈子さん(32)が小さい頃から親しんだ思い出の味です。

芙香ちゃん(4):
「パンケーキにはさんでるクリームみたいな味がした」

芽奈ちゃん(2):
「おいしいです」

香奈子さんも。

中野市から・浅沼香奈子さん:
「当たり前のことが当たり前でなくなっちゃうというのは寂しいことだけど、最後に自分の思い出の味を子どもたちと一緒に食べられて、すごくうれしい」

味匠庵・佐々木一社長:
「長いこと、本当にお世話になりました」

社長の佐々木一さん(76)。いつもより材料を多く仕入れ600個ほどを焼き上げましたが、午後4時には完売。一足早く「閉店」となりました。

味匠庵・佐々木一社長:
「何とも言えない、この寂しさは。人と人のつながりがたくさんあった、お客さん含めて。ありがとうございます、本当に感謝だけです」

4月下旬、近くで再オープンへ。

  • facebook
  • twitter
  • LINE
長野放送ニュース

あなたにおすすめ