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北陸新幹線の飯山駅で開業10周年記念イベント インバウンド客増の中…周辺観光地との交通網の整備や駅周辺の活性化が課題

北陸新幹線 飯山駅(長野県飯山市)

飯山駅(長野県飯山市)で開業10周年を記念するイベントが開かれました。乗車人員は開業当初より2割ほど増えていて、市は、さらなる活性化につなげたいとしています。

北陸新幹線の飯山駅。午前10時、駅の外には長い列ができていました。

そのお目当てはー

北陸新幹線「かがやき」のロボット「シンカリオン」です。

20組限定の撮影会に120組以上が集まりました。

千葉から(親子連れ):
「楽しかった。(シンカリオンのどこが好き?)窓」
「朝から楽しみにしていましたので撮れてよかった」

飯山駅の開業から2025年で10周年。20日は、駅舎で記念のイベントが開かれました。

飯山市・江沢岸生市長:
「移住者数は2015年に22人でしたが、2024年には116人と5倍に増えた。これは新幹線の効果だと思っている」

2015年3月14日、金沢延伸に合わせて開業した飯山駅。東京駅や金沢駅から乗り換えなしでも飯山に来れるようになりました。

初年度の乗車人員は1日平均で504人でしたが、2023年度は617人。開業当初より2割以上増えました。

京都から:
「スキーに毎年来ているので今年は家族みんなで来ました。地元のものもたくさん売っているし、皆さんすごく親切で毎年来るのを楽しみにしています」

インバウンド客の利用も増える中、周辺の観光地との交通網の整備や駅周辺の活性化などが課題となっています。

地元住民:
「もう10年経ったのかなって感じ、もう少しこの辺(駅前)が発展してくれればいいなと」

江沢市長:
「駅が拠点、ハブですので、周辺への交通をどう整備していくか。30年先を見据えた立ち振る舞いを」

会場には地酒を振る舞うブースなども設けられ、多くの人でにぎわっていました。

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