
松本山雅FCが指導
中学校の部活動を地域や民間に委ねる「地域移行」の一環で、長野県松本市ではプロチームによる出張指導が行われています。
松本市波田のグラウンドでリフティング練習をする子どもたち。
指導者:
「リズムがちゃんととれるかとか、考えてね。言われたことを意識する」
派遣されたのは、サッカーJ3 松本山雅FCで、選手の育成を担当する2人です。地元の波田中学校サッカー部とスポーツ少年団の計29人が指導を受けました。
男子生徒:
「いつもより強度の高い練習ができた」
女性生徒:
「わかりやすかったり、1人1人に教えてくれた」
松本山雅FC 鐵戸裕史育成部長:
「こういう取り組みを行政が主導して、ひっぱってやるのは大事だと思いますし、
我々サッカークラブとしてもできることは地域のためにがんばりたい」
各地で部活動の地域移行が進められる中、松本市では、県内プロスポーツのサッカー、バレーボール、バスケットボール、野球の4チームが年間5回ずつ出張指導を行っています。