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弁護側の求めで起訴後に再度の「精神鑑定」 長野・中野市4人殺害事件 責任能力の程度や量刑が主な争点か 3月7日から公判前整理手続き

青木政憲被告(33)

2023年、長野県中野市で男女4人が殺害された事件。殺人の罪などで起訴された被告について、裁判の争点など事前に絞り込む公判前整理手続きが3月7日から始まることが分かりました。責任能力の程度や量刑が主な争点となる見通しです。

事件現場(長野県中野市 2023年5月

2023年5月、中野市江部で、地元の女性2人と現場へ駆けつけた男性警察官2人が相次いで殺害された事件。

長野地検は、殺人の疑いで逮捕された青木政憲被告(33)について、刑事責任能力を調べる「鑑定留置」を実施した上で、4人への殺人の罪などで起訴しました。

それから1年余り。裁判員裁判にむけて検察側と弁護側が争点や証拠などの絞り込みを行う公判前整理手続きが3月7日から始まることがわかりました。

青木被告の弁護人によりますと、弁護側の求めで起訴後に改めて青木被告の精神鑑定を実施したということです。

裁判は、責任能力の程度や量刑が主な争点となる見通しです。

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長野放送ニュース

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