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通称“オリンピック道路”が「無料化」 沿線は大歓迎 住民にも恩恵 1995年開通の「白馬長野有料道路」30年の料金徴収期間が終わる

道の駅でイベント開催

有料区間から1キロほどの場所にある道の駅は記念イベントを開催。沿線の7つのおやき店から集めたおやきに、中条産のもち米と小豆で作ったおしるこ。

「無料化」にあわせて、どちらも無料で振る舞われました。

長野市西尾張部から:
「有料道路が無料化したので、来ました。通りやすくなり、今の季節、山とかもすごくきれいで、北アルプスとかすごくいいなと思いました」

長野市徳間から:
「初めて通りました、有料のところ。スムーズに来られて、こっちに来る機会が増えるかなと思いました」

道の駅中条 横畑輝 駅長

沿線の長野市中条、小川村の事業所などは交通量の増加で集客や活性化が見込めると期待しています。

道の駅 中条・横畑輝 駅長:
「中条は長野市と白馬村をつなぐちょうど真ん中にある道の駅だったりもするので、無料化でもっとたくさんの人に来ていただけると、とてもうれしいなと思います」

やきもち家(宿泊施設)・小松英樹支配人:
「(道路の)流れが良くなれば、中条の方の地域活性化になれば、どんどんお客さんが来てくれて、活性化になるとすごくいいなと思い、期待しています」

ホテル白馬 柴田謙二代表

白馬村の宿泊施設はー。

ホテル白馬・柴田謙二代表:
「(白馬村に来る)観光のお客さまに関しては、もともと有料道路を支払って来られていると思うので(無料化で)使いやすくはなると思いますけど、直接的に観光に寄与するかというと、そこはあまりそうではないのかなと」

白馬長野有料道路が無料化

これまで料金のために通行を控えていた住民も多かっただけに暮らしにも恩恵があります。

中条地区の住民:
「病院が信州新町にあるんだけど、峠を越えないでトンネルを通れば近いし、安全」

県道路建設課の担当者:
「これまで有料道路を迂回していた車両による騒音や振動、(迂回ルートの)沿道の環境も改善されると考えています」

沿線の期待が大きい有料道路の無料化。県道路公社は、同様にオリンピックの際に整備した「志賀中野有料道路」と「五輪大橋有料道路」についても、今後「無料化」する予定です。

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