
「BURGER39!」の39!バーガー
特集はハンバーガー店です。今、長野市で出店が相次いでいます。この4カ月ほどの間にオープン予定を含めて少なくとも4店舗。なぜ今ハンバーガーなのか、それぞれの背景を探ってみました。
■新規オープンが相次ぐ

バーガーキング 稲葉バイパス店
ビーフのパティをバンズで挟んだご存知、ハンバーガー。今、長野市でハンバーガー店の新規オープンが相次いでいます。
1月7日にオープンした「バーガーキング」。1月末時点で全国に264店展開しているチェーンで長野市初上陸です。

ワッパーチーズ(画像提供:バーガーキング)
パティは直火焼き。「ワッパー」と呼ばれる一般的なハンバーガーのおよそ1.4倍ある大きさが特徴です。
店内で食べていた客:
「お肉が普通よりジューシーでおいしい」
「他のやつより大きい。野菜もいっぱい入ってて、予想よりおいしかった」
バーガーキングは2028年末までに600店を目指し全国に積極展開していて、長野市進出については「SNSなどで多くの出店希望の声があったことが決め手になった」としています。
■なぜ今、ハンバーガー 背景は?

ハンバーガー店の新規出店
長野市内では2024年11月以降、他に2つの店がオープンしさらに2月、別のチェーン店がオープン予定です。
なぜ今、ハンバーガーなのか。その魅力をインターネットなどで発信する「東日本ハンバーガー協会」の会長に背景を尋ねるとー。
東日本ハンバーガー協会・イノウエシンゴ会長:
「デリバリーとして広告宣伝するときの宣伝用素材としてめちゃくちゃハンバーガーを使った。ハンバーガー、なんか食べたいなとか、久しぶりに食べたいなみたいな欲求が、コロナ禍を経て再認知されたのかな。そういった効果があってもおかしくないと思う」
テークアウトやデリバリーが盛んになったコロナ禍、ハンバーガーの魅力が再認識されたのではというのです。
■コロナ禍のイベントがきっかけ

HACO BURGERS・箱山正一さん
実際、その影響で開店した店もあります。権堂町に2024年11月にオープンした「HACO BURGERS」です。
地元精肉店から仕入れたビーフ100%パティを専用の器具で、ぎゅっと押さえて焼き、うま味を閉じ込めます。
HACO BURGERS・箱山正一さん:
「スマッシュバーガーっていう、お肉をギューッと鉄板の上で圧をかけて押さえて表面をこんがり焼いて、シンプルにお肉を食べていただきたい」