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長野駅前の大規模再開発 20階建て市内で最も高い85m 善光寺の屋根の反りをイメージ 総事業費は186億円 52億円余りの公金投入の見込み 市民からは期待と心配の声

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新たなランドマークとなるのでしょうか。長野駅前で大規模再開発を計画している準備組合が新たなイメージ図を公表しました。建物は高さ約85mと市内で最も高く、デザインに「長野らしさ」を取り入れています。

■建物の高さ約85m 市内で最も高く

JR長野駅前

長野駅善光寺近くの末広町交差点付近では、地権者らでつくる再開発準備組合が、マンションや商業施設などの大規模再開発を計画しています。

(記者リポート)
「長野駅前の再開発で計画されているビルのイメージ図が新たに出されました。街の人はどんな感想を持つのでしょうか」

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1階から3階に商業店舗、4階から6階にオフィス、7階から20階に住宅が整備される予定です。

建物の高さは当初100mと見込んでいましたが、景観などに配慮して約85mとしました。それでも市内で最も高くなる見通しです。

「長野らしさ」を表現しようと、「撞木造り」で知られる善光寺の屋根の反りをイメージした曲線をデザインに取り入れています。

■総事業費は186億円

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街の人:
「おーすごいですね。いいんじゃないですか、刺激になって。長野も盛り上がるのでは」
「(商業)施設とマンションの融合型は住みやすく便利でいいのでは。周りから飛びぬけて目立つ感じ」
「長野に合うかな、ちょっと先走っている感じが。心配ですよね、空き部屋でも残ったら」

末広町交差点付近(長野市)

総事業費は186億円と見込まれ、公共性の高さから、国と県、市から合わせて52億円余りの公金も投入される見込みです。

■市長「にぎわいの拠点に」

長野市・荻原健司市長

荻原市長はー。

長野市・荻原健司市長:
「(イメージ図で)期待感を抱く方も大勢いらっしゃるのではないか。多くの方が行き交うにぎわいの拠点になってほしいと考えています」

組合は、年度内に事業計画をまとめ、4月以降に正式な再開発組合を設立させて事業を本格化する方針です。

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長野放送ニュース

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