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「恵方巻」にも価格高騰の波…コメ、海苔、魚、燃料など値上がりで鮮魚店は悲鳴 やむを得ず100円値上げも、企業努力で最小限に

中学生考案の恵方巻

さて、最近は「変わり種の恵方巻」も人気です。

長野市のおやき店豊誠堂。7年前からこの時期に「恵方巻おやき」を販売しています。

これまで具材は「信州プレミアム牛のしぐれ煮」、「信州サーモン」、「桜あん」の3種類でしたが、今年は新たに2種類の味が加わりました。

レタスやピリ辛のひき肉を包んだメキシコ料理の「タコス」と、たっぷりのニンニクを使ってエビを炒めたハワイ料理の「ガーリックシュリンプ」です。

買った人:
「珍しいから買ってみようかと思って」

買った人:
「楽しみですよ、初めて,こんな横文字の。楽しみに、これからお昼にいただきます」

試作

この2種類を考案したのは、長野市の中高一貫校「サミットアカデミーセカンダリースクール長野」の1年生4人です。

新商品を考案・松沢美怜さん:
「自分の開発したものが店頭に並んでてうれしいなと思います。思わず食べたら笑顔になっちゃうようなものになったら」

生徒たちは授業で「地域貢献」をテーマに活動。「地元の郷土食を世界に広めたい」と豊誠堂の協力を得て国際色豊かな味にアレンジしました。

同級生や教職員などに好きな外国料理などのアンケートをとり、試作を繰り返して「タコス」と「ガーリックシュリンプ」に決めました。甘さのあるおやきの生地とバランスが良かったということです。

新商品を考案・萩原岳大さん:
「(レタスの)食感が残るようにこだわりました。めっちゃ達成感ありました」

1月31日は同級生にも「タコス味」を試食してもらいました。

新商品を考案・松沢美怜さん:
「頑張って作ったので、皆さんで食べてください」

同級生:
「あ、うまい」
「お肉の味が強くておいしい」
「おいしいです。生地甘めで中が辛くて、いい感じに調和されています」

生徒とコラボした恵方巻おやきは2月6日まで数量限定で販売しています。

豊誠堂・上條登志子社長:
「子どもたちが考えた世界に通じる恵方巻。食べたいって人がいっぱい来るんですが数量限定なので、来年はもっと違うふうに量を増やしたいな。子どもたちが毎年新しい発想で考えるのを私たちは受け止めていきたいな」

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