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「ギリギリの利益」人口472人“村唯一”のガソリンスタンド 価格高騰で経営の厳しさ増すも…地域の大事なインフラ 所長「村民に使って残してほしい」

■中山間地販売量少ないのも高い理由

県と石油商業組合の意見交換

先日行われた県と石油商業組合の意見交換。組合側は県内の価格が高い理由として、製油所から遠く輸送コストがかかることや、中山間地が多く販売量が少ないスタンドは経営維持のため価格に反映せざるを得ないことなどを理由に挙げました。

今後は「経営の統合などでコスト削減、価格抑制に向けて努力したい」とし、検討会を立ち上げて具体策を話し合うことになりました。

■経営厳しく「使って残して」

うるぎ600道の駅前PS・後藤文登 所長

まさに中山間地にある売木村のスタンド。村からの補助金もあり、何とか経営を維持していますが、ガソリン価格の高騰でさらに厳しさを増しています。

県と組合の検討会の議論を注目していますが、まずは「使って残して欲しい」と訴えます。

うるぎ600道の駅前PS・後藤文登 所長:
「こっちとしてはギリギリの利益水準でやっているもので、これ以上は下げられない。(村民に)ぜひ使っていただきたい、それしかないですね」

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長野放送ニュース

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