
母・千恵子さん
111年目を迎えた大盛軒。店を守る4代目を3代目夫婦はー。
3代目・父・成亘さん:
「本当に感謝、感謝だよ。だってこの辺だってみんな店なくなっちゃったりさ、跡継いでくれた息子に感謝してるっきりだ」
母・千恵子さん:
「そうじゃなきゃ110年、111年続いていない、われわれで終わっちゃえばあれだけど。ありがとうございました、息子、お客さんに感謝です」

4代目の亘さんと共に3代目の母・千恵子さんも店に立つ
一方、4代目の亘さんはー。
大盛軒・4代目・小林亘さん:
「まだ自分の店だとは確信をもってやってないかもしれないですね、親の築いた店なので。少しずつですかね、お客さんの年代や層も少しずつ変わってきていて、自分が関わるお客さんが増えてきてというちょっとずつの意識変化だと思うので、まだと思っています。毎日毎日の積み重ねだと思うので、これからも変わらず仕事はしていこうかなと思いますね」

長野市の市街地に店を構えて111年目を迎えた「大盛軒」
すっかり暗くなった県町通り。
でも大盛軒は、客足が途絶えず、この日も夜まで明かりが灯っていました。