■送迎や応援で支える両親に感謝

両親と山口選手
送迎や応援で山口選手を支える両親はー。
父・正直さん:
「本人が自分の中で何か得られるものがあればいいかなと思っていますので、できる範囲でやれればいいかなと思っています」
母・才世子さん:
「『推し活』ですね。『推しを支える』みたいな感じで、楽しくやらせていただいています」
山口葵生選手:
「送迎とかいろいろ支えてくれなきゃ、軽井沢に行って練習もできていなかったと思うので、そこは本当に感謝しています。笑顔で『1位取ってきたよ』って言いたい」
母・才世子さん:
「泣いちゃう。去年でも本当にうれしかった。ぜひ楽しんでほしい」
■全国大会の前哨戦では

9月1日、佐久市で行われたU16 T&Fトライアルでウォーミングアップする山口選手
9月1日、佐久市で開かれた記録会。
山口選手は間近に迫った全国大会の前哨戦として位置づけていました。
山口葵生選手:
「自分自身に勝って、ハードルと高跳び、両方とも自己新記録を狙いたい」

80mハードルをトップで走る山口選手
まずは、80mハードル。
自己記録は12秒04です。
向かい風の中、12秒18のまずまずの走り。

山口選手の走りを見守る母・才世子さん
母・才世子さん:
「残念です。(全国に)行く前に記録出したかった」

走高跳で1m42をクリアする山口選手
続いて、走高跳。
自己記録に1cmに迫る、1m42は見事成功!
次は、自己記録を上回る1m45に挑戦。
1回目を失敗し、後がなくなった2回目はー。
母・才世子さん:
「おしい~」
自己記録更新はなりませんでしたが、合計得点は全国の大会記録を上回るパフォーマンスでした。
山口葵生選手:
「自己新出すつもりが、どっちも出せなかったので、悔しい気持ちが大きい」
■「全国制覇」家族や仲間に誓う

「コンバインドA」で2023年、全国大会準優勝の山口葵生選手
家族や仲間に誓った全国制覇。本番は9月22日、舞台は国立競技場です。
山口葵生選手:
「ハードルと高跳び、ともに大会新記録を目指して、合計得点でも大会新を出して優勝したい。(いけそうかな?)がんばります(笑)」