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「まさか自分が…」医学生時代に下半身まひ リハビリ支える“車いすの医師”「自分らしく生きて」 自身の経験を生かし患者に寄り添う

診察する加藤医師

続いては診察。

加藤雄大医師:
「触った感じはどうですか?手の方は、かなりわかりづらいですか?」

患者:
「そうですね、見ないと、見ているとわかるんですが」

加藤雄大医師:
「見ないで触られていると、触られているかなって感じかな」

こちらは、40代の男性。2023年11月、脳出血で倒れ左の手足にまひが残りました。

男性(40代):
「とてもやさしい先生で、話もしっかり聞いてくれる。思ったことを話しやすい先生です。境遇もわかってくれるので、信頼しています」

県立総合リハビリテーションセンター・加藤雄大医師

かつての自分と重ね合わせながら患者に寄り添う加藤医師。伝えたいのは自分らしく生きることの大切さです。

県立総合リハビリテーションセンター・加藤雄大医師:
「けがにしろ病気にしろ、何かを失ってしまうことは、どなたもあり得ること。それでも自分らしく生きられるように復帰する能力はどなたも残されている。その手助けをしていきたいし、私自身がこれだけ動ける、活躍できるという姿を見せることで勇気づけられる。他の方に障害があっても自分らしく、生活できる姿を見せていきたい」

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長野放送ニュース

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