■保護者が気になるのは料金 月額2508円

保護者は
園は来年度、本格導入する予定ですが、保護者が気になるのは月額2508円という料金。
1歳児の保護者:
「金額がどうかなと思ったので要相談、考え中。もうちょっと安くなればいいかな」
2歳児の保護者:
「来年度から2歳児クラスになると、どんどんおむつを消費する数も減ってくると思うので、その点だと高いかな」

保護者は
一方、おむつを使う2歳児の他に、2人の子を通わせている保護者はー。
園児3人の保護者:
「3人分準備するのが手間なので、1人でも省ければ楽です。家に帰ったら、やる時間が全然ないので、手間が省けるのはありがたい。(値段は?)全然気にならない」
メリットとデメリットを各家庭で判断することになります。
■使い捨てエプロンのサブスク

信濃ひまわり幼稚園
すでに、サブスクが定着している園もあります。
長野市の信濃ひまわり幼稚園はおむつのサブスクを2年前に導入。ほぼ全家庭が利用しています。
さらにー

エプロンのサブスク
給食の時間:
「いただきます」
今年度、使い捨てエプロンのサブスクも導入しました。

エプロンのサブスク月額877円
汚れを拭くウェットシートと合わせて、料金は月額877円です。
給食と1日2回のおやつに、タオルなどで作ったエプロンとお手拭き用タオルを3セット、持参することになっていますが、今は2~3割の家庭がサブスクを利用しています。

信濃ひまわり幼稚園・成田由美保育主任
信濃ひまわり幼稚園・成田由美保育主任:
「毎日のお洗濯が大変だと聞くこともありますし、お母さんたち頑張ってお仕事されているので少しでも手助けできれば」
■広がる保育園・幼稚園での「サブスク」

信濃ひまわり幼稚園のお昼
サービスを提供する「BABY JOB」によりますと、2019年におむつ、2023年4月にエプロンのサブスクを始めると急速に広がり、現在、全国で4900施設が利用。
車で送り迎えすることが多い地方は、都市部ほどの需要はないものの、県内でも来年度、新たに5施設が導入し合わせて17施設になります。

お昼寝用の簡易ベッド
こちらの園は他にも保護者の負担を減らす工夫をしています。
それはお昼寝用の簡易ベッド。園が一括で購入し、月額300円を徴収しています。
敷布団の持ち帰りで苦労する保護者の姿を見て昨年度、導入しました。