特集は冬の車トラブルです。スリップや脱輪、バッテリー上がりとトラブルが増えるこの時期、頼りになるのがJAF・日本自動車連盟のロードサービスです。長野市でも雪が積もった16日までの2日間に密着、注意点なども取材しました。

JAF長野基地・小宮一樹さん
長野市の市街地でも雪が積もった15日。事故や故障に対応するJAFのロードサービスは一年で最も忙しい時期を迎えています。
JAF長野基地・小宮一樹さん:
「側溝か何かですか?」
レッカー車で現場へ向かう小宮一樹さん(49)。28年目のベテランです。
記者:
「どういった内容でした?」
JAF長野基地・小宮一樹さん:
「『自宅で踏み外して車落としちゃった』という依頼です。あとは行ってみないと…」

左の後ろタイヤが「落輪」し出動要請
到着したのは長野市戸隠。
こちらの家に住む男性が朝、ごみ出しに行こうと軽トラックを車庫からバックで出したところ、段差を越えて、左の後ろタイヤが「落輪」してしまいました。

左の後ろタイヤが「落輪」
依頼した男性(79):
「(雪で)よく確認できなかったから、もうすこし降りてゆっくり慎重にやればよかった」

依頼した男性(左)とJAF長野基地・小宮一樹さん(右)
JAF長野基地・小宮一樹さん:
「一応、このフックに牽引用のロープなんですが荷重がかかってるじゃないですか、なるべく荷重を抜いて引っ張りたいと思います」

左の後ろタイヤが「落輪」
ロープで牽引―。
JAF長野基地・小宮一樹さん:
「引っ張ります」

段差を乗り越える
およそ30分後、軽トラックは段差を乗り越えました。
依頼した男性(79):
「けさは、たんと降ってなかったからそのまま出ちゃったから、油断だな…。(境目に)ポール立てて気を付けるようにします」
JAF長野基地・小宮一樹さん:
「どうもすみません、失礼します」
依頼した男性:
「いろいろ、ありがとうございました」

JAF長野支部 長野基地
15日、雪がらみの出動はこの1件だけでしたが…。
16日朝7時、JAF長野支部 長野基地―。