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バインミーにアオザイ 「ベトナム文化」発信 地域と交流を!7月発足の協会がイベント初参加 

先日のニュースで、長野県内で暮らすベトナム人の有志が、同郷の人たちの生活サポートのために立ち上げた「ベトナム人協会」をお伝えしました。きょう3日は協会のメンバーが長野市で開かれたイベントに参加し、ベトナム文化を発信しました。

長野市のセントラルスクゥエアで開かれた国際交流イベント。世界各国の食や文化を発信するブースが設けられた中、ひときわ目をひいたのが―。

ベトナムのサンドイッチ・バインミーに、伝統衣装の「アオザイ」を着て写真撮影。

「在長野県ベトナム人協会」のブースです。

協会は2023年7月に発足したばかりで、イベントへの参加は初めてです。

在長野県ベトナム人協会 ファム・クアン・ダオ会長:
「みんなが楽しんで、喜んで、メンバーが一緒に頑張っていて良かった」

県内に住むベトナム人はおよそ6000人。

製造業や介護施設などで貴重な戦力となっている一方、来日するベトナム人が増えるにつれ、技能実習生などの間で犯罪やトラブルが目立つようにもなりました。

協会は、そうした同郷の人たちの生活をサポートする「心のよりどころ」になればと、有志が立ち上げたものです。

在長野県ベトナム人協会 ファム・クアン・ダオ会長(10月取材):
「(困ったことがあれば)『連絡してください』『話してください』って、解決できる可能性が高いので、そうするとみんなが安全かなって」

きょうのイベントには、「ベトナムのことを知ってもらい、地域社会との交流を進めたい」との思いで参加しました。

ベトナムの歌も披露―。

こちらは伝統衣装「アオザイ」の試着。女性たちに好評でした。

アオザイを着た人は:
「普段生活しているとあまり触れる機会がないので、(文化に触れる)いいきっかけになったかな、よく知れたかなと」
「初めてです、この機会がないと着られないから。(協会の)活躍を期待しています」

協会は、今後もこうしたイベントに積極的に参加したいとしています。

在長野県ベトナム人協会 ファム・クアン・ダオ会長:
「交流ができて良かった。(今後も)ベトナムのいろんなものを紹介したい。日本人もこういうこと(イベント)があったら(ベトナム人への)イメージが良くなると思う」
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長野放送ニュース

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