![](../data/15844/c_image11.jpg?v=1696489787)
食べるジェスチャーをする男性
記者:
「ダイコン育てているじゃないですか、自分で食べたりするんですか?」
中国出身の80歳男性:
「私は、お金ない。買い物、分かりません」
記者:
「食べるために、ここで育てている?」
中国出身の80歳男性:
「うん」
記者:
「国の土地らしいんですよね、ご存じだったりしましたか?」
中国出身の80歳男性:
「うん」
記者:
「知ってはいたんですね?」
中国出身の80歳男性:
「うん」
![](../data/15844/c_image12.jpg?v=1696489787)
その場を立ち去る男性
記者:
「注意の看板置いてあるじゃないですか、ここの畑を使わないでくださいと。見たりしましたか?」
中国出身の80歳男性:
「うん」
記者:
「やめようとはしないんですか?」
中国出身の80歳男性:
「うん」
記者:
「なんでやめようと思わないんですかね?」
中国出身の80歳男性:
「……」
男性は、それ以上、質問には答えず立ち去っていきました。
■再三の注意も無視…1haに広がる
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千曲川河川事務所・山田浩史 占用調整課長
こうした現状に河川管理者の千曲川河川事務所はー。
千曲川河川事務所・山田浩史 占用調整課長:
「不法耕作が続くのは、適切ではないので、粘り強く(説得を)やっていくしかないと感じている」
![](../data/15844/c_image14.jpg?v=1696489787)
一帯の畑は耕作の許可を得てない「ヤミ畑」
千曲川河川事務所によると篠ノ井塩崎地区で「ヤミ畑」が確認されたのは2010年ごろから。
![](../data/15844/c_image15.jpg?v=1696489787)
中国語の看板も
再三、口頭で注意し看板も設置して耕作しないよう求めてきました。
現場での聞き取りや寄せられた情報から「不法耕作しているのは中国系の人々」とわかり、看板には中国語の表記も加えました。
千曲川河川事務所・山田浩史 占用調整課長:
「その場で写真を撮ったりとか、注意をさせていただいてる状態。応じてもらえる方もいれば、応じてもらえない方もいて…」
![](../data/15844/c_image16.jpg?v=1696489787)
約1haに広がる「ヤミ畑」
口頭の注意には、あやふやな返答をしたり、日本語がわからない様子を見せたり…。
結果的に無視され、「ヤミ畑」はおよそ1ヘクタールに広がりました。