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“ヤミ畑”の主を直撃「やめない、知らない」注意無視…河川敷に無許可で1ha 野菜栽培、ニワトリ小屋も

食べるジェスチャーをする男性

記者:
「ダイコン育てているじゃないですか、自分で食べたりするんですか?」

中国出身の80歳男性:
「私は、お金ない。買い物、分かりません」

記者:
「食べるために、ここで育てている?」

中国出身の80歳男性:
「うん」

記者:
「国の土地らしいんですよね、ご存じだったりしましたか?」

中国出身の80歳男性:
「うん」

記者:
「知ってはいたんですね?」

中国出身の80歳男性:
「うん」

その場を立ち去る男性

記者:
「注意の看板置いてあるじゃないですか、ここの畑を使わないでくださいと。見たりしましたか?」

中国出身の80歳男性:
「うん」

記者:
「やめようとはしないんですか?」

中国出身の80歳男性:
「うん」

記者:
「なんでやめようと思わないんですかね?」

中国出身の80歳男性:
「……」

男性は、それ以上、質問には答えず立ち去っていきました。

■再三の注意も無視…1haに広がる

千曲川河川事務所・山田浩史 占用調整課長

こうした現状に河川管理者の千曲川河川事務所はー。

千曲川河川事務所・山田浩史 占用調整課長:
「不法耕作が続くのは、適切ではないので、粘り強く(説得を)やっていくしかないと感じている」

一帯の畑は耕作の許可を得てない「ヤミ畑」

千曲川河川事務所によると篠ノ井塩崎地区で「ヤミ畑」が確認されたのは2010年ごろから。

中国語の看板も

再三、口頭で注意し看板も設置して耕作しないよう求めてきました。

現場での聞き取りや寄せられた情報から「不法耕作しているのは中国系の人々」とわかり、看板には中国語の表記も加えました。

千曲川河川事務所・山田浩史 占用調整課長:
「その場で写真を撮ったりとか、注意をさせていただいてる状態。応じてもらえる方もいれば、応じてもらえない方もいて…」

約1haに広がる「ヤミ畑」

口頭の注意には、あやふやな返答をしたり、日本語がわからない様子を見せたり…。

結果的に無視され、「ヤミ畑」はおよそ1ヘクタールに広がりました。

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長野放送ニュース

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