
初めてケージに上った
この日、ちょっとした冒険があった。
ケージの上に初めて上る―。
萬場仁さん:
「下りられない?それか楽しいかどっちか。下りたくない?じゃあいいや」

ツンデレかも
最近になって「ツンデレ」な性格もみえてきた。
萬場仁さん:
「なでて、気持ちよさそうにしていても、ちょっとたつとペッとやる。『もういい』って」
妻・瞳さん:
「(家に迎えて)よかったです。もう1人娘ができたような感じ」
大和さん(小学5年):
「あんじゅには楽しく過ごしてほしい。ずっと」
■猫が安心して暮らせる環境を

さまざまな事情で保護される猫たち
放送後、長野市保健所では萬場さん一家のような譲渡の希望者が増え、これまでに11匹が新たな家族のもとへ引き取られたという。
飼い主との別離や飼育放棄など、さまざまな事情で保護される猫たち。病気やけがなどハンディキャップのある猫も少なくない。
保健所は引き続き新たな飼い主を探している。

長野市動物愛護センター・笠原美絵さん
長野市動物愛護センター・笠原美絵さん:
「一生懸命世話していますが、本当の飼い主ではありません。(ここは)いろんな人が出入りしていて、猫たちが真に安心しているかというとそうではない。自分の責任で面倒をみる。そういう方の家に連れ帰ってもらって、毎日面倒をみてもらえる状況で初めて、猫も安心して暮らせる」