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「ここは安心だよ」生後4カ月ほどの保護猫を家族に迎える 最初は強い警戒…今では“ツンデレ”

■家に到着後、固まってしまい…

保健所にいた頃のあんじゅ

この「特集」を見てー。

萬場仁さん:
「かわいいって思ったんですよね。映ってる子たちみんなかわいくて。(譲渡会に)行ってみるじゃんって話をして」

8月19日―。

かねてから猫を飼いたいと考えていた萬場さん一家。早速、譲渡会に訪れた。

気に入ったのはきれいな毛並みときりっとした目が印象に残った、メスの子猫。

民家で餌付けされた外飼いの猫から生まれたということで、人には慣れていなかった。

保健所から猫を引き取る萬場さん

8月29日―。

「大丈夫だよ」

それでも萬場さん一家は引き取ることにした。

長野市動物愛護センター・笠原美絵さん:
「(一般的には)手を出したら寄ってくるようなアピール上手な猫からもらわれていく。(あんじゅは)触れるけど、手を出すと2、3歩、後ずさりしてしまう猫だったので(萬場さんのことは)非常に印象に残っています」

萬場さんの家に到着した直後の様子(萬場瞳さん撮影)

「出てこないね」

「うん」

こちらは家に到着した直後。置き物のように固まって全く動かなかった。

長野市動物愛護センター・笠原美絵さん:
「知らない場所、知らない人、突然来てどうしていいかわからない」

猫には自分のスペースを与えることが大事(萬場瞳さん撮影)

オモチャも遊ばない―。

長野市動物愛護センター・笠原美絵さん:
「ケージなど用意して自分だけのスペースを与えてあげる。(家に慣れるまで)しばらくの間はそうっとしておいてあげていい」

■家に来て5日 安心できる場所に

窓辺のケージは安心できる場所に

家に来てから5日―。

眺めの良い窓際に置かれたケージの中は、すっかり安心できる場所になっていた。

名前は「あんじゅ」に決定。高校生の長女・心さんが考えたそう。

妻・瞳さん:
「フランス語で天使っていう意味で『天使のようにかわいいから』って言ってました」

おやつを食べるあんじゅ

「エサやり」担当は小学5年生の大和さん。

大和さん(小学5年):
「食べてくれるかな。あんじゅ、ごはん。あ、食べた食べた」

大和さん(小学5年):
「朝あげて、学校から帰ってきておやつ、夜ご飯のとき、カリカリをあげたりしています。(食べ方が)全然違います、最初と。今はあまり警戒しないで食べてくれるのでうれしい」

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