
あんず染め「杏染革(きょうせんかく)」
80度の染液に1日漬けると、あんず染めの鹿革「杏染革(きょうせんかく)」の完成です。オレンジ色のアンズの花のような模様に仕上がりました。
Groover Leather・徳永直孝代表:
「種入れてしばるときは『花になれ、花になれっ』て。イメージ以上にすごく優しさが伝わってくる感じです」

ルームスリッパ1万5000円(税抜き)、寸胴ショルダーバッグ2万円(税抜き)
出来上がったのは「花」の模様を生かしたショルダーバッグに、ルームスリッパ。
藍染とは異なる、暖かい色味の製品ができました。

「あんず染め」作家・窪田孟恒さん
「あんず染め」作家・窪田孟恒さん(82)
「製品にしてもらったときに、『あーすごい、やってよかった』と思いました。素晴らしいですよ、革。まだまだいろんな道があるんだと改めて再確認しました」
■「認知されてようやく継続、発展」

藍染の品は9月18日からプレ販売がスタート(あんず染めは既に販売が始まっている)
職人たちの技が融合した鹿革の製品。
藍染の品は9月18日からプレ販売がスタート。
あんず染めは既に販売が始まっています。
Groover Leather・徳永直孝代表:
「伝統工芸のお二方にやってもらって、商品としてはすごいものが作れた。ただ、作れたで終わりって『職人あるある』なので、認知されてようやく継続、発展していくという思いがあるので、『ジビエをちゃんと見直そう』となっていってほしい」