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不安、孤独感… “産後うつ”ワンオペ育児悩む親を支えたい 経験女性がラウンジ開設「育児は幸せな時間」

■悩む親を支えたい ラウンジ設立

ベビーシッターの様子

その後、徐々に産後うつを克服。長野市に引っ越し、長男が3歳の時には仕事に復帰しました。

ワンオペ育児はその後も続きましたが、4年前、ベビーシッターなど、子育て支援の会社を設立しました。

子育てラウンジ にことかぜ・竹内奈津紀さん:
「育児が落ち着いてきた中で、今度は自分がしたつらい経験を今しているママやご家族に少しでもつらい思いとか軽くしてあげられる手伝いができたらなと」

■子育ての先輩たちのアドバイスも

ラウンジは未就学児までが利用できる

ラウンジは未就学児までが利用でき、親もゆっくりできるようコーヒーなどの飲み物も用意。

子育ての先輩たちからのアドバイスも

竹内さんら子育ての先輩たちのアドバイスも受けられます。

子育てラウンジ にことかぜ・竹内奈津紀さん:
「(絵を描くときに)これでやっていくと今度、丸を描いて、もうちょっと後になると目や口や顔をかけるようになる」

保育士の資格を持つスタッフも

保育士の資格を持つスタッフを置いて、託児にも対応していて、着替えやおむつも用意してあります。

利用始めて2カ月ほど:
「子どもも遊べるのはもちろんなんですけど、親がほっとできる場所で、なかなかご飯を食べてくれなかったりということがあって、どんな物だったら食べてくれるかなというアドバイスをいただいたりとか」

この日が初めての利用:
「すごく楽しくておもちゃもいっぱいありますし、リフレッシュ、私もさせてもらってありがたかったです」

■「育児は幸せな時間」

子育てラウンジ にことかぜ・竹内奈津紀さん

オープンしておよそ5カ月。

利用者の多くはかつての竹内さんと同じように、周囲に頼れる人がいない母親たちということです。

子育てラウンジ にことかぜ・竹内奈津紀さん:
「ずっとひとりだけで(子どもと)向き合っていると、不安や負担感、大変さばかりが先立ってしまう。(子育てに)いい時間を感じる余裕がなくなるのはとても悲しいことだと思うので、子育てを楽しく幸せに感じていただけるご家族が少しでも増えたらいいなと」

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長野放送ニュース

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