
今年も例年通り甘く育った信濃町のトウモロコシ
特集は岸本慎太郎気象予報士の体験取材です。最盛期でにぎわう長野県信濃町の「もろこし街道」に行き、甘くておいしいトウモロコシを食べてきました。なぜ、信濃町のトウモロコシは甘いのか、その秘密も取材しました。

岸本慎太郎気象予報士
岸本慎太郎気象予報士:
「信濃町にやってきました。特産品のトウモロコシが最盛期を迎えていて、『もろこし街道』もたくさんの人にぎわっています」

もろこし街道
長野県信濃町の県道沿い。毎年、夏の時期にはトウモロコシの直売所が並び「もろこし街道」と呼ばれています。
取材に行った8月9日はちょうど最盛期。取れたてのトウモロコシを求め多くの人でにぎわっていました。

直売所「仁の蔵」に並ぶトウモロコシ
山ノ内町から:
「40本買った。食べておいしい、配っても喜ばれる」
上田市から:
「30本買いました。夕方、バーベキューをしようと思って。ここのトウモロコシがおいしいと評判だったので」

直売所「仁の蔵」の焼きトウモロコシ
客のお目当ては、名物の「焼きトウモロコシ」です。香ばしいしょう油の香りが食欲を誘います。

焼きトウモロコシ食べたよ!
松本市から:
「甘みが強めで、焼いているから香ばしさもあっておいしい」
「家とかで作っているものよりも甘くておいしい」

直売所「仁の蔵」の焼きトウモロコシ(1本350円)
岸本気象予報士も一本購入しました。
岸本気象予報士
「甘みがギュっと凝縮されていて、しょうゆの香ばしい香りととても合っています。とてもおいしいです」

「仁の蔵」石川社長の畑
甘さが際立つ信濃町のトウモロコシ。糖度はフルーツなどと同じ13度以上あるということです。
なぜ、そんなに甘く育つのか?秘密を探りに畑を訪ねました。

「仁の蔵」石川広之社長
直売所「仁の蔵」の社長、石川広之さん(68)。
およそ5万本を栽培していて、品種はすべて「ゴールドラッシュ」です。

岸本気象予報士も収穫
まずは収穫を体験しました。
仁の蔵・石川広之さん:
「茎に対してこういう感じで、スナップを利かせて一気に」
岸本気象予報士:
「すごく勢いよく取れたんじゃないでしょうか。気持ちいいですね、すごく」