
上越市立水族博物館「うみがたり」
長野県からも多くの人が訪れるお隣、新潟・上越市の水族博物館「うみがたり」でもバックヤードツアーが人気となっています。
飼育員:
「最初にご案内するのは、冷蔵庫・冷凍庫。開けさせていただきます」
まず向かったのは、エサを保管する冷凍庫。飼育員の説明を聞きながら普段は入れない裏側を見学します。
ツアーは2019年に始まり、裏側を知ってもらうことで施設により親しみを持ってもらおうと企画されました。
飼育員:
「スルメイカです。カッチカチに凍ってます」

バックヤードツアーの様子
続いてはエサを調理する調餌(ちょうじ)室へ。1日100キロ以上の魚をこの部屋でさばいているということです。
飼育員:
「お魚の口の大きさに合わせてエサを切っています」
参加者:
「すごく細かいんだね」
「生き物飼うって大変だね」
最後に向かったのは…
飼育員:
「予備水槽と呼んでいまして、これから展示される生き物が準備する場所だったり、けがや病気になった生き物が療養する水槽がたくさんあります」
バックヤードの水槽で水温の管理方法や療養中の魚などを観察。展示前のクラゲやイカの幼体も間近で見ることができました。所要時間は30分―。
岡谷市から:
「普段は見られない裏側を見られてうれしかったし、病気の時にどうするかとか見られて楽しかった」
「普段、表側から見ると、きれいだな、かわいいなで終わっていたものが、多くのスタッフの苦労や努力があって、見させてもらっているんだなと痛感した」
バックヤードツアーは1日2回で定員はそれぞれ10人。入館料とは別に500円が必要です。
うみがたり照井未希さん:
「自由研究にまだ手を付けていないお子さまもいると思いますので、夏の研究だったり、宿題の活用にもうみがたりを使っていただければ」