
ショコラティエ・土屋公二さんが手がけた「ヘーゼルナッツ ナガノ」
土屋さんは長野のヘーゼルナッツを使って、その名も「ヘーゼルナッツ・ナガノ」というチョコレートを2021年、世界的なコンクールに出品。見事、銅賞に輝いた。
ショコラティエ・土屋公二さん:
「鮮度がいいし、イタリアから持ってこなくていいわけですから、こっちのほうがおいしい。今は遠慮しながら分けてもらう感じですけど『10キロちょうだい』って簡単に電話できるようになってもらいたい」
■長野市長もPRなど協力へ

長野市・荻原健司市長も協力をする
長野市の荻原市長も期待を寄せる一人。新規就農者を増やすためのPRなどで協力していくことにしている。
長野市・荻原健司市長:
「耕作放棄地が増えています。新たな農業の形をつくる必要がある中で、メードインナガノのヘーゼルナッツを広く発信していくことで、輸入に頼らない、わが国農業に貢献すると。市としても新たな長野市の農産品として育てていく」
■長野をヘーゼルナッツの一大産地に

見渡す限りのヘーゼルナッツ畑が岡田さんのゴール
いつしか、リンゴやブドウに続く特産品にー。
ひらめきから始まった岡田さんの挑戦は、新たな段階に入った。

フル里農産加工品・岡田浩史さん
フル里農産加工品・岡田浩史さん:
「今まで8年やってた中でどんどん輪が広がるのが実感としてありますので、その速度を速めていくことにもなるのかな。見渡す限りに、長野市を見たときに『あ、ヘーゼルナッツ畑だな』となるのがゴール。、ゴールに近づけるように頑張りたい」