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誰もが気軽に「バリアフリーなおやき店」 障害と向き合ってきた女性の思いが形に 背景は“家族の存在” 

■「フードリボン活動」に参加

「フードリボン活動」に参加

小湊さんは子どもの居場所づくりにも目を向け、全国で展開されている「フードリボン活動」に参加している。

これは子ども食堂のように食事を支援する活動。市民に300円でリボンを購入してもらい、店に掲示しておくと―。

中学生:
「こんにちはー」

おやきや千代子 三輪店・小湊瑞希さん:
「こんにちは。リボンですね。用意しますので、おやきを2つ選んで」

店に訪れた子どもが、そのリボンと交換で食事ができるという取り組みだ。

中学生:
「(このお店好き?)はい、大好きです。店長が好きです、優しくて。お店の雰囲気が落ち着く。おうちに帰ったような感じがして、すごく安心感を持てる」

おやきや千代子 三輪店・小湊瑞希さん:
「6月1日からスタートしたんですけども、毎日のように利用するお子さんがいて、きょうもお腹いっぱい食べさせてくれてありがとうという感じで、喜んでくれているので良かったなと思っています」

■やさしさに包まれた店

おやきや千代子 三輪店

誰でも気軽に訪れ、家のようにくつろげる場所。

店は小湊さんが「家族」に向けてきた、やさしさに包まれている。

おやきや千代子 三輪店・小湊瑞希さん:
「私も障害に関していろいろ得てきた情報、知識もありますので、何か困ったときに子育てのこともそうですけど、何か少しでもいい方向に行けばいいなという思いで、一人一人とお話ししながらやっていけたらと思っていますね」

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長野放送ニュース

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