大関昇進目指す関脇・若元春ら参加　荒汐部屋が4年ぶり合宿 　児童と交流も「大きくてかっこいい」

長野県下諏訪町で10日から大相撲・荒汐部屋が4年ぶりの夏合宿の稽古を行っています。12日は力士たちが小学校を訪問し子どもたちと交流しました。

すり足で土俵を回る「むかで」に。激しいぶつかり稽古。大相撲・荒汐部屋が10日から下諏訪町で行っている夏合宿の稽古です。

名古屋場所で大関昇進を目指す関脇・若元春などおよそ10人の力士が参加し、大勢の見物客が見守る中、汗を流していました。

合宿は、部屋の関係者が町出身だったことが縁で、2018年から始まりましたが、新型コロナの影響で開催は4年ぶりです。

小学生：
「テレビより迫力があった」

見物客：
「大ファンだった若元春にお会いできて、見物させていただいて、とてもうれしいです」

稽古の後、力士たちが訪れたのは富士見町の境小学校。

児童：
「めっちゃ多い」

児童たちが準備していたのは力士のための給食。

超大盛！

一緒に食べながら交流です。

「いただきます」

体の大きな力士に興味津々の児童たち。さまざまな質問が飛びました。

小学6年生：
「なぜお相撲さんになろうとしたんですか」

関脇・若元春：
「おじいちゃんとお父さんが元お相撲さんで、自然とお相撲さんになるかなと」

給食の後は、相撲で交流。

みんなで、しこを踏んで体をならしたら、力士に挑戦です！

小学5年生：
「楽しかったです」

小学6年生：
「勝ったから、うれしかったです」

関脇・若元春：
「ああいう子どもたちから元気をもらいますし、また来場所も関脇としてその地位に見合った番数を勝ちたい」

荒汐部屋の合宿は、6月21日までの予定です。