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”子どもの声うるさい”苦情きっかけで公園廃止 「新たな”遊び場”は学校内に」 市が保護者対象に説明会

一部住民の苦情をきっかけに長野市の公園が廃止された問題で、市が13日に保護者対象の説明会を開きました。近くの小学校の施設を利用し「新しい遊び場」を
作る計画です。

「子どもの声がうるさい」など、一部住民の苦情をきっかけに、4月末で廃止された
長野市の公園「青木島遊園地」。今後の「遊び場」の確保が課題となっています。


荻原健司長野市長:
「遊園地の存続を望んでいた皆さんには、その思いがかなわず改めてこの場でお詫びしたいと思います。申し訳ありませんでした」

市長は冒頭でこう述べ、計画案を示しました。

それによりますと、当面の「遊び場」は近くの青木島小学校の中庭を開放。また
今後、老朽化したプールを解体して新たな「遊び場」を作るとしています。

公園に隣接し1、2年生が利用する「児童センター」は、2024年度中に小学校内の「子どもプラザ」に統合する方針です。

今後は、校内の改修や保護者の送迎用の駐車スペースの整備を進めるほか、水泳の授業は市や民間の屋内プールを活用するとしています。

荻原市長は、「保護者や住民の意見も聞きながら、子どもが安全でのびのび過ごせる環境作りに取り組む」としています。

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長野放送ニュース

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