
戸田容疑者の自宅に家宅捜索に入る警察
東京メトロ「東大前駅」で起きた切りつけ事件で、警視庁は、長野県生坂村にある容疑者の自宅を家宅捜索しています。
家宅捜索は生坂村の自宅で午前11時すぎに始まりました。
戸田佳孝容疑者(43)は5月7日夜、東京・文京区の「東大前駅」で男子大学生(20)の額などを包丁で切りつけたとして殺人未遂の疑いなどで現行犯逮捕されました。
数年前、空き家だった一軒家に1人で移住し、事件当日、JR明科駅から電車で上京したとみられます。
その後の調べで、「東京大学の構内を散策し食堂で食事をとった」などと供述し、犯行直前に1時間半ほど東大の敷地内に滞在していたこともわかりました。
「教育熱心な親のせいで不登校になり苦労した」「東大を目指す教育熱心な世間の親たちに、度が過ぎると、子どもがグレて私のような犯罪を犯すと示したかった」などと話しており、警察は引き続き動機などを調べています。