■競技専念のため転職 仕事も"鍛錬"

上司と北澤さん
大学卒業後は2年間、東京の会社で働きましたが、競技に集中できる環境を求め、2026年春、今の会社に転職しました。
北澤以進さん:
「今は空手に専念させていただいてる環境なので、本当に感謝しないとなって、毎日出社して思う」
会社には北澤選手以外にも、複数のスポーツ選手などが働いていて、練習時間の確保などに積極的に協力しています。
北澤以進さん:
「商品覚えるっていうのが今、一番苦労している。大変なところかなって思います」
今は、営業に必要な知識を身に付ける毎日。
週に5日、フルタイムで働いていますが、大きな大会の3カ月前からは週2日の勤務となり、競技に専念します。
上司:
「空手ではね、声も出してるんでしょうけど、仕事では落ち着いて仕事やってる」
北澤以進さん:
「スポーツでもしっかり成績残して、会社をしっかりアピールして。仕事するときはもうしっかり仕事。その仕事に集中してやるっていうのは、区切りをしっかりつけてやるようにしてます」
午後3時過ぎ、気温が30度を超える中、打ち合わせに向かいました。
北澤以進さん:
「きついですね。でも、営業は足が命なんで、歩き回らないとなと思うんですけど、そういうとこからの鍛錬だと思ってるんで、日常生活から意識するようにしてます」
■夜は道場へ 子どもたちの"手本"に

仕事を終え、誠拳会 空手道場(長野市)が主催する練習に参加
午後5時過ぎに仕事を終え、その2時間後。北澤選手は市内の体育館へ。
北澤以進さん:
「しっくりくるというか、これからスーツの方もしっくりくるようにしないといけないですけど」
市内の道場が主催する練習に参加しました。
子どもたちに交じって、ウォーミングアップ。子どもたちにとっては貴重な「お手本」です。
小学6年生:
「キレがあったりとかして、ちゃんと止まれたりとかしてて、自分には真似できないところもできていてすごいと思います」
小学4年生:
「キレがすごくあって、キメもすごくある。ああいうふうになりたい」
北澤以進さん:
「もちろん体は鍛えられるんですけど、武道なので、心もしっかり鍛えられるっていうのが、空手、武道の良さだとは思う。マイナー競技なので、空手の良さをもっと、いろんな人に知ってもらいたい」

