
縄手通りのカエルの像
長野県松本市のホテルで“かえる”フェアが開催されています。なぜ“かえる”なのかー。そこには地元の祭りを一緒に盛り上げたいという、ホテル側の「思い」が込められていました。
■ホテルで「かえるフェア」

中国レストラン聖紫花の「鶏肉の唐揚げ 鮮やか緑のオーロラソース和え」(1800円)
かわいらしいカエルの顔のパン。
唐揚げにかかっているのは緑色のソース。どんな味なのか、気になります。
松本市のホテルブエナビスタでは、月ごとにテーマを変えて期間限定のメニューを提供していますが、6月のテーマに選んだのは「かえるフェア」でした。
なぜ「かえる」だったのか。
アルピコホテルズ広報企画課 主任・櫻井博美さん:
「(かえるまつりを)地元の企業として盛り上げたいなという思いがある。地元の方にも楽しんでいただきたいですし、観光でお越しになる方にも、『かえるまつり』があることを知ってもらえたら」
■縄手通りのシンボルはなぜカエル?

縄手通りの「カエルの像」
その「かえるまつり」とは、毎年6月に縄手通りで行われている「松本かえるまつり」のことです。
縄手通りには、大きな「カエルの像」があり、「カエル」は通りのシンボルになっていますが、なぜ「カエル」なのか―。
それは縄手通りの歴史と関係しています。
かつて、縄手通り沿いを流れる女鳥羽川には、清流にすむ「カジカガエル」が多く生息していました。しかし経済成長とともに水質が悪化し、「カジカガエル」は減少。
1971(昭和46)年に設立された「ナワテ通り商業組合」は、再びカジカガエルが住めるきれいな川を取り戻し、活気が「かえる」ようにと、祭ったのが「カエル大明神」でした。
■緑が映える本格中華メニュー

中国レストラン「聖紫花」の特別メニュー(提供:ホテルブエナビスタ)
そして2002年からは店や地域住民、信州大学の学生などが協力し、毎年6月に「松本かえるまつり」を開催。
2026年も21日に予定されています。
ブエナビスタの「かえるフェア」は、この地域の祭りを一緒に盛り上げようと企画され、店ごとに、アイデアに富んだ「かえるメニュー」を提供しています。
ホテル1階にある中国レストラン「聖紫花」ではー。
スタッフ:
「お待たせしました。“鶏肉の唐揚げ鮮やか緑のオーロラソース和え”でございます」
(記者リポート)「グリーンピースを使った爽やかさのあるソースが、外側がカリッ、中ジュワッとした唐揚げにしっかり絡んでおいしいです」
このほか、人気の杏仁豆腐には、キウイフルーツのソースをかけました。
この店では、5種類の特別メニューを提供していて、いずれも「緑」が映える料理です。

