■市販化の一方で残る課題

緊急避妊薬「ノルレボ」
気軽に入手できるメリットの一方、感じる課題も―。
助産師・栗岩美保さん:
「フランスは緊急避妊薬と一緒に性感染症の検査も、コンドームも無料で配布してくれる。もう一つリスクに踏み込んだアクセスもできるということを海外ではやっている。薬剤師が性暴力とか虐待の専門ではないので、判断に困るというところはこれからの課題」
運営メンバー:
「やはり連携していかないとね」
求めるのは、性暴力被害者への十分な支援体制です。また、「安易な使用」への懸念もあります。
助産師・栗岩美保さん:
「決して(避妊率は)100%ではないんですよね、この薬を飲んでも。女性だけが学ぶのではなく、男性も一緒に学んでいくものであると思っています」
ユースクリニックまつもと・三村慶子 共同代表:
「小さいうちに自分の体、性器も含めて、自分の体は自分のものという体の権利を中心に、相手との関係も学びつつ、性の知識も学びつつ、包括的に学んでいくということが大事」
女性が自分自身を守ることにつながる「緊急避妊薬」。アクセス向上の一方で、適正な使用と、その先の支援体制の充実が求められます。

