■薬剤師による“不安”への寄り添い

「相談したい」ことがないか指さしで確認
さらに、「不安」に寄り添う対応も―。
ウエルシア薬局 薬剤師・新井友也さん(長野東鶴賀店):
「こちら、性暴力で(を受けて)飲む方もいるので、そういうところがないかサポートという面で」
「相談したい」ことがないか指さしで確認します。
必要に応じて性犯罪や性暴力被害の相談窓口を紹介したり、虐待など緊急性の高いケースは警察や児童相談所につなげたりします。
ウエルシア薬局 薬剤師・新井友也さん(長野東鶴賀店):
「アクセスしやすいドラッグストアで取り扱うことで、望まない妊娠を防げる可能性が高まった。購入を悩んでいる方、1人で抱え込んで悩まずに、まずは電話でもいいので薬剤師に相談いただければ」
■産婦人科受診のハードル

ユースクリニックまつもと
性行為から72時間以内の服用が求められる「緊急避妊薬」は、すでに多くの国で市販化されています。
国内でも、夜間や休日の受診、近くに医療機関がないなどアクセスの改善が強く求められていました。
女性の性をサポートする関係者も、市販化を歓迎します。
「ユースクリニックまつもと」は、産婦人科医や助産師、養護教諭などでつくるグループ。松本市内で月に1回、若い世代を中心に性の悩みの相談会を開くなどしています。
ユースクリニックまつもと(元養護教諭)・三村慶子共同代表:
「妊娠したらどうしようっていう不安になりますよね。処方箋なしで購入できるっていうのは大きい」
人には相談しづらい「性や妊娠の悩み」。市販化は「遅すぎたくらい」だと言います。
運営メンバー・太田紗弓さん:
「医療機関を受診するってハードルがすごく高い。自分自身も若いときに産婦人科を受診するのって、1人で行くのってすごく勇気がいったし」
助産師・川内野千代さん:
「(若い世代は)まず親に話さないといけないっていう第一関門があるから言えない」
運営メンバー:
「保険証を使うのが」
助産師・木村りえさん:
「土日は緊急で受診に来てくれた時も(医療費が)高額になる。(トータルで)2万円は超えてしまうので、やはり受診をためらっちゃう」

