
長野市消防局と須坂市消防本部が119番通報を受ける通信指令業務の共同運用を始める
長野市消防局と須坂市消防本部が、119番通報を受ける通信指令業務の共同運用を始めました。財政負担の軽減や連携の強化が狙いで、長野県内では飯田と木曽の消防本部も始めています。
3月2日、運用開始式が開かれた「長野須坂消防指令センター」。
長野市消防局管内の119番通報を受ける消防指令センターで、新たに須坂市消防本部管内の119番通報も受けます。
2月25日から共同運用を始めていて、長野市や須坂市、飯綱町、小布施町など7市町村を管轄します。
これまで、それぞれに消防指令センターがありましたが、なぜ、共同運用にしたのでしょうか。
長野市・荻原健司市長:
「広域かつ大規模な災害に対し、相互応援体制を迅速、柔軟に確立できるほか、人口減少などの将来的な課題にも対応する連携・協力の取り組み」
共同運用の大きなメリットは財政負担の軽減と連携の強化です。
2つのセンターとも、システムの更新時期を迎えていましたが、共同運用で更新することで、長野市では約10億5000万円、須坂市では3億3000万円が削減できるということです。
また、2019年の台風19号災害のような広域での災害発生時により早く応援体制を整えることも可能になります。
長野市消防局・古川英一 通信指令課長:
「従来に比べ応援要請にかかる時間の短縮が見込まれる他、迅速な応援出動が可能になると考えている。両市、消防職員の協力体制を整えて地域住民の皆さまの安全・安心な暮らしにつなげてまいりたい」
通信指令業務の共同運用は飯田広域消防本部と木曽広域消防本部でもすでに始まっています。

