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学生優位の「売り手市場」変わらず…「就活」が本格スタート 企業側の「初任給引き上げ」の動き広がる

合同企業説明会 長野市

「就活」が本格スタートです。2027年春に卒業予定の新卒者向けの企業説明会が長野市で開かれています。人手不足を背景に学生優位の「売り手市場」は変わらず、企業側の初任給引き上げの動きも広がっています。

長野市のホワイトリングで行われている合同企業説明会。

今年は、県内企業を中心に150社余りが参加しています。

大学生(中野市出身):
「金融系がいいなと。自分の性格的に合っているかなと思って。一番は社員さんの人柄とか実際に会って感じてみたい」

大学生(松本市出身):
「自分が興味あるのは不動産系。一人暮らししたい気持ちがあるので福利厚生で住宅補助が出るところがいい」

昨今の就活は人手不足を背景に、学生優位の「売り手市場」が続いています。

マイナビの調査では、2025年秋の時点の企業の募集人員に対する内定者数の割合を示す採用充足率は69.7%と初めて7割を下回りました。

採用目標の人数に届かない企業が多い状況です。

マイナビ北信越 営業統括部・齊藤文洋部長:
「過去調査史上最低の採用充足率となりまして、一方、企業の採用予定数に関しては2027年卒も引き続き高い水準が続いている」

一方、企業側も優秀な人材の確保のための取り組みを進めています。

初任給を引き上げる動きは続いていて、マイナビの調査によりますと、2026年度の新卒採用を予定している全国の企業のうち「引き上げを予定している」との回答は55.4%に上っています。

県内企業はー。

角藤 総務部・島田洋行さん:
「年々上がってきている状況で今、大卒の総合職で27万円。ほかに手当をつけてトータルしていくと30万円近くになる。東京の大手の会社さんとも渡り合っていかないといけないので」

伊那食品工業 総務人事部・吉川明部長:
「年々(採用の)厳しさは増している。全国のいろんな企業が採用意欲が旺盛なので、地方の企業はちょっと苦戦かな。このところ何年かベースアップしながら初任給は増やしている。長く働いてこの会社で幸せになる、みんなで楽しく会社生活が送れるとPRしていきたい」

初任給の動きに学生は―。

大学生(長野市出身):
「一番は自分が楽しいと思えること。(初任給は)ちょっとだけ気にしている。(上がれば)うれしいかな」

大学生(上田市出身):
「社員に優しいところがいい。福利厚生、年間休日とかプライベートが充実できるところを軸として考えている」

長野市での合同説明会は4日も行われます。

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長野放送ニュース

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