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長野駅前で50年 “変わらぬ味”の「スパゲティ」 今も多くのファンに愛される人気店 特徴は「太い麺」創業時からのこだわり…ゆであがるまで12分 店名は「アルデンテ」

■常連客をひきつける“変わらぬ味”

しめじを加えたスパゲティ

メニューの豊富さも人気の一つです。「ご飯にかけてもおいしいものを」、と創業当初、「タラコ」や「キノコ」「野沢菜」などを生かしたソースを考えました。現在、メニューは28種類です。

中沢正博さん:
「メニューは50年近く変わってない。2、3品増えたかな。お客さんにこういうのやったらどうかといろいろ(言われて)」

「変わらぬ味」「メニュー」が常連客をひきつけます。

常連客:
「学生の頃からなんで、ざっくり10年、15年くらい(来てる)。(来店回数は)普通に300超える、下手したら500超える」

実はこちらの男性、7年前の2019年に取材したときも店を訪れていました。

その時も―。

7年前に取材した男性(2019年):
「おいしくて、量も多くて、それにマスターが気さくで面白い。ずっと通い続けている」

■世代を超えて愛される「思い出の味」

創業当初から通う姉妹

こちらの長野市の姉妹は創業当初から通っています。今は訪れる回数は減りましたが駅前に来ると「この味」が食べたくなるそうです。

姉:
「相変わらずおいしい。自分はもう71なので20代の頃は来てましたね」

妹:
「(創業当時は)洋食を食べるぞという感じ。昔はそんなにパスタ屋さんがなかったからすごく楽しみというか、パスタっていったら駅前のアルデンテさんかなと」

中沢正博さん:
「もう長い人は長いですよ。高校生くらいから来てお母さんになって、その子どもが来て、早いもんです」

■最大の危機は「コロナ禍」

たらこ いか しめじ(1199円)

変わらぬ味で愛され続ける「アルデンテ」。一方、この50年で取り巻く環境は大きく変化しました。

創業当時、仏閣型だった長野駅舎も建て替えられ、平成になると新幹線が開業。飲食店やホテルが立ち並び多くの観光客が訪れるようになるなど街の風景は様変わり。それでも、店は変わらずに営業を続けてきました。

令和の時代に店を襲ったのは「コロナ禍」です。店を開けられない期間もありました。今でも影響はあると話します。

中沢正博さん:
「(50年の中の最大の危機は?)コロナです。あれからずっともう夜、全然お客が変わった。夜の8時、ほとんどお客さんが来ません」

今は「物価高」の影響を受けています。2025年4月にスパゲティの全メニューを100円値上げしました。それでも―。

中沢正博さん:
「今まで通りいっぱい盛り付けっちゃって(章博さんに)怒られてます。(物価は)本当に上がっている。利益が少なくなるだけで変わらないですから、量的にもどうしてもいっぱい盛っちゃうし」

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