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築100年の旅館を「ホテル」に再生 木を基調とした客室に コンセプトは「火」と「水」 目玉のひとつが「薪火」を使った料理 長野・野沢温泉村

1月にオープンするホテル「mont」の客室

スキー客でにぎわう長野県野沢温泉村に築100年の旅館だった建物を改装した新しいホテルが完成しました。コンセプトは「火」と「水」。国内外から訪れる客に地域の特色や文化を感じてほしいとしています。

木を基調とした客室に、地域の食材を生かした料理も。野沢温泉村の中心部、バスターミナルから徒歩30秒の場所に1月オープンするホテル「mont」です。

1月7日、報道関係者向けの内覧会が開かれました。

運営する「野沢温泉企画」・河野健児代表:
「昔の土地の記憶をホテルの中に残しながら運営を進めていく、ホテルのコンセプトにしている」

きれいに生まれ変わったホテルですが、もともとは、築100年の旅館だった建物です。

40年以上前に閉業した後は、旅館組合の事務所だった時期もありましたが、あまり使われてきませんでした。

そこに目を付けたのが不動産事業やまちづくりなどを手がける地元の企業です。

村内の遊休施設の利活用を進めていて、これまでに宿泊施設やバーなど3カ所をオープンさせています。

運営する「野沢温泉企画」・河野健児代表:
「(旧旅館は)あまり良い形で運用がされていなかったので、ここは立地もいいですので宿泊施設にしようと始まりました」

約2年かけて建物をフルリノベーションし、生まれ変わったホテル。コンセプトは「火」と「水」です。

毎年1月15日に行われる「道祖神祭り」に象徴される「火」に、温泉や雪を連想する「水」。「野沢らしさ」を押し出しました。

村の伝統文化に触れてほしいと、祭りで使われる道具なども飾ってあります。

階段や梁は、昔の建物の雰囲気を残しました。

運営する「野沢温泉企画」・河野健児代表:
「この階段も梁もわざと出しているのは、新しい記憶をまたつくっていくと残しています。梁もきれいにすることはできたんですが、こういうところで野沢温泉の土地の記憶を残しつつ運営をしていく」

客室は全10室。気軽に外湯を楽しんでほしいと全室に羽織や湯かごを置いています。

ホテルの目玉のひとつが「薪火」を使った料理。県産食材をふんだんに使ったメニューを提供します。

冬場はスキー客でにぎわう野沢温泉村。河野さんは、地域の特色や文化を感じられる施設にして、夏場の誘客にもつなげたいとしています。

運営する「野沢温泉企画」・河野健児代表:
「特にターゲットは絞っていなくて、野沢の文化や日本の文化に興味のある方に来ていただければより深く野沢温泉を知ることができる。通年通して感じ取っていただける場所として来ていただければ」

ホテルのオープンは、1月19日です。

※1泊朝食付き5万円〜(冬季)

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