12月16日朝の長野県内は冷え込みました。茅野市では、伝統の「寒天づくり」が始まりました。
海藻の煮汁を固めた「生寒天」を並べていきます。
茅野市宮川の五味喜一商店で16日から寒天の「天出し」が始まりました。
凍ったり解けたりを繰り返して水分が抜け、「角寒天」が出来るには冷え込みが欠かせず、天候を気にしながらの作業が続きます。
五味喜一商店 五味昌彦さん:
「長期予報がわずかの間に高く変わって内心困っているのが本音なんだけど、始めた以上は天候を信じてやっていきたい」
16日朝は菅平で氷点下12.9度など県内30の観測地点全てで氷点下となり、諏訪は氷点下4.8度でした。
「寒天づくり」は2月上旬まで続き、70万本の生産を見込んでいます。

