伝統の継承
みなさん、このグッズ、
何でできていると思いますか?
これは、伝統工芸品「内山紙」という
和紙で作られたグッズなんです!
写真に載っているのは、はたきとちり取りです!
この内山紙について、コラムを書きました!
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飯山市など北信濃の伝統工芸品「「内山紙」
高級障子紙として、
国の伝統的工芸品に指定されています。
昭和25年頃までは、およそ100軒あった工房も
今では阿部製紙1軒のみに。
ニュースの取材でその工房を訪ねると、
見慣れない和紙のグッズの数々がありました。
3代目の阿部拓也さんが、「内山紙」の魅力を
伝え続けたいと始めた新たな取り組みで、
和紙を使ったはたきやちり取り、
ペンケースなどユニークなものばかり。
革のように、使えば使うほど味が出る、
軽くて丈夫な和紙の特徴を生かした品々で、
歴史とアイデアを組み合わせた
新しい形です。
歴史があるものを残したい、
そのためにも時代に合ったものを作りたい、
そう語る阿部さんの眼差しからは
強い意志や熱い思いが感じられました。
伝統というと、堅苦しい、
特別なものと思われがちですが、
取材を通して、身近なもので、
誇れる信州の文化であると
再認識しました。
今後も後世に残したい伝統工芸の魅力を
番組を通して伝えていきます。
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阿部さんから頂いたペンケースを
大切に使わせていただいています。
和紙で作ったからこその、素材感や柄。
作って下さった阿部さんの熱が
ペンケースを持った手から感じ取れるような気がします。
様々なアイデアで歴史を残そうと奮闘する阿部さん。
さらに、信州には、他にも伝統工芸がたくさんあります。
今後もニュースを通じて、
そういった伝統工芸の魅力を
伝え続けて行きたいです。
取材にご協力いただき、ありがとうございました!