言葉の重み
10月に入り、
今年も残り3か月・・・
毎年毎年感じるのですが、
月日が経つのは早いですね~
早くも今年を振り返ってみると、
やっぱり東京オリンピック・パラリンピックの
盛り上がりは印象的でした
(今年白馬ジャンプ競技場に行った時の写真です。
オリンピックにちなんで!)
パラリンピックが終わったあとに
書いたコラムがあるので、掲載します!!!
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『言葉の重み』
パラリンピックの熱戦に沸いた日本。
アスリートの激しいプレーや真剣な眼差しから勇気や元気をもらいました。
この大会を見て、私はある出来事を思い出しました。
大学生の時、発達障害を持つ子供たちをサポートする
ボランティアをしていました。
あるとき、1人の女の子が言いました。
「瑞季ちゃんは友達いるの?」
私は深く考えず、「たくさんいるよ」と答えました。
すると、沈んだ表情で、おとなしく私の元から去っていく彼女。
どうしてなのか?
先輩ボランティアに聞くと、
「なかなか周りに馴染めず、友達を作ることが難しい子もいるから、
やっとできた友達に、別の友達がたくさんいるのだと知って
寂しくなったのかも。」と言われました。
たった1言で、彼女の信頼を失ってしまったのです。
言葉は、たった1言で、励ますこともできれば、
不安にさせてしまうこともある。
相手の立場や環境を考え、発言すべきだと、
言葉の重みを痛感する出来事となりました。
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いまでもこのことは忘れられません。
直接かける言葉だけではなく、
インターネットやSNSに書き込む言葉も同様です。
この一言で悲しむ誰かがいないかと、
一歩立ち止まって考えることも必要ですね。