恐怖の中継
1月7日のNBSスーパーニュース、長野市大岡の伝統行事「道祖神祭り中継」でのこと。
本番直前にどんど焼きの炎が俄に強まり、風の力も手伝って、
炎が僕の立っている場所を襲ってきた。
護摩行に挑む修行僧、あるいは火災に立ち向かうファイヤーマンは
こんな恐怖と対峙しているのかと感心するほどの猛烈な熱さである。
気が付けば最初はどんど焼きの周りを取り囲んでいた地域住民ははるか後方に後退し、
中継スタッフが取り残される格好に。
それでも怯むことなく中継を終え、会社に戻りコートを脱ぐと、背中には無数の穴が空いていた。
火の用心。