「凍りもち」作りの女性たち
けさは厳しい冷え込みでした。
取材に行く途中の車内から



雪化粧した木々の一本一本や細かい枝が浮かび上がり、
繊細な山の表情になります。
昨夜から「凍りもち」を吊るし始めたそうです☆
「凍りもち」は、真冬の寒さを利用して、
水に浸したもちを吊るし、冷凍と乾燥を繰り返し作る「伝統食」。
その味を受け継ごうと、地元有志で作るかたくりの「凍りもち部会」の方たちが、
この時期、精を出します。
息が真っ白になる寒さのなか、
杵と臼で、餅をつき、あつあつのまま「のして」いく女性の表情は
「この作業はあったかいわ~」
ほころんでいます

午前8時半ごろから作業が始まり、10時のおやつ。
『あれっ、お昼ですか?!』
と思うくらい、みなさん手作りのおやつがたくさん並んでいました!
ニンジンのゼリーに、おいもを餃子の皮で包んであげたもの、
干し柿のなかに自家製チーズをはさんだもの、煮物...などなど!!
「食べてって――!!」っと、たくさんいただいてしましました☆
御馳走様でした

厳寒期だけに作ることができる「凍りもち」。
「体力勝負」だと明るく話すお母さんたちのパワーがみなぎっているところでした!
ちなみに、「凍りもち」はおよそ3か月じっくり乾燥させ、
3月中旬から販売が始まるそうです。
どんな味になるか。楽しみです
