NBSスーパーニュース年末スペシャル編~松本市から~
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まぶしい~~
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けさは太陽
が出て、真っ白な雪が日を反射し、
目が覚めるような光がギラッと飛び込んできます
昨日は北部中心に、一時大雪警報が出されるくらい雪が降りました









スーパーニュース中継で栄村に向かう途中、飯山付近から吹雪のような状態になり、
前が真っ白。。。。
周りに何があるかよくわからないような景色につつまれ、現実から浮いたような心地でした。
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飯山市付近で...
除雪機を何台みたでしょう...
「こんなに除雪機が出ているのをみるのは珍しいな...」
「5台はみたかな?」
「えっ、もっとでしょ。」
スタッフとそんな会話をしながら現場に向かいました。
横倉地区にある仮設住宅。
村内2箇所ある仮設住宅には、50世帯111人の方(12月22日現在)が
自宅に住めなくなり、今も避難生活をされています。
雪は1メートルほど積もっていて、仮設住宅担当の除雪機も活動していました。
除雪しても、あとからあとから降り積もる雪。
それでも除雪や雪下ろしをしないと生活していけない、
豪雪地の厳しい冬の生活だと感じました。
仮設住宅の玄関には、行き除けの板が張ってあるものの、
隙間から雪が入り込んでいました。
住民の方たちは、
「まだ冬が始まったばかり、この先が不安だ」と心配されていました。
住宅の解体や再建の工事も、冬の間はできません。
「春になったら何から片付けよう...」
そんなことで先々のことで頭がいっぱいになってしまうという方もいました。
また、栄村はそれぞれの地域の絆がとても強い集合体です。
気軽にご近所さんの家を訪ねていた生活も、
仮設住宅だと、相手の様子が外から伺えないため、
気兼ねして交流の機会が減ってしまっている、とも。
2011年は、あと5日。
しかし、年が変わっても、まだまだ残るたくさんの課題や震災の傷跡に
一緒に向き合っていかなければと、改めて感じました。








































さて、今年のNBSスーパーニュースの放送は今日で最後です。
ご覧頂きありがとうございました。
大地震があった直後からニュースの担当になり、
9ヶ月間様々なニュースを伝えてきて感じていることは、
本当になんでもない、とおもっていた、「当たり前の生活の尊さ」です。
「大切なことはなんだろう...」と考えさせられた一年でした。
きょうのNBSスーパーニュース(午後6時15分~)では、
私はスタジオから飛び出し、松本市から中継します!
今年の締めくくりとして、
『今、大切なことは?そして、そのために何をしたいか』をテーマに、
様々な方たちの声をひろい、みなさんと一緒に考えることができたらと思っています。
最後に、今年もありがとうございました。
取材させていただくなかで、
それぞれの方たちが一生懸命で、強く生きる姿に感動し、
私自身、励まされてきました。感謝しています。
2012年、
多くの人が、小さな幸せをたくさん見つけ、
心からの笑顔で暮らせる時間が増えることを祈って...
よい新年を!!!!!

