節分は「豆撒き」?
今日は節分。
明日は「立春」=暦の上で春。つまり、今日は冬と春の季節の分け目となる日です。
節分の夜は「豆撒き」をする方が多いかと思いますが、これに加えて、
我が家大谷家では、毎年「恵方巻」を食べます。
今年の恵方は「西南西」。
恵方を向いて、大きく長い太巻きにかぶりつき、ひとことも話しません。
「話してはいけない」と言われると話したくなるもの。
よく、食べながら妹と弟をくすぐってちょっかいを出していたので、
恵方巻を食べた後はよく喧嘩をしていました。
「恵方巻」は、最近、長野県内でも知られるようになったようですね。。。
というのも、私の母方の実家が関西なので、小さい頃から当たり前のように食べていて、
みな食べているものだと思っていたので、「珍しい風習」とされて注目されているのが
逆に不思議です。風習って、面白いですね。
県内にも、様々な特有の風習があるんですよ。
先日、松本市の中山地区に伝わる節分の風習を地元の方に教えていただきました。
※「米の虫もじゃじゃ、粟の虫もじゃじゃ、豆の虫もじゃじゃ」
と唱えながら、櫛に魚の頭を刺したものを火で炙り、家の周りにさしていきます。
鬼が魚を焼く臭いを嫌がって逃げていくと考えられているようです。
※「十二書」(じゅうにがき)といって、12と書くと、鬼が数を数えきれず、
混乱して逃げていくとも考えられていたようです。(笑)
面白いですね!
みなさんの地域にも、特有の風習は残っていますか?
私は、こういう風習を実践することで、きちんと時に節目(けじめ)をつけ、
季節を感じる生き方をしたいなあ...とつくづく思います。
節分の今夜は、「鬼は外」「福は内」の声が家々から聞こえてきそうですね。
そこで、夕方6時17分からのNBSスーパーニュースで、
ある場所から豆撒きの様子を中継をするため、これから出かけてきます!
明日から「春」。今夜は私も、一年分の厄を落としてきまーす!