
長野県松本市のホームページ
不正アクセス問題についてです。長野県松本市や長野市など、県内を含む全国の自治体の防災情報などをメール配信する会社が不正アクセスを受け、約313万件のメールアドレスが流出した可能性があることがわかりました。
不正アクセスを受けたのは大阪府箕面市に本社のあるIT関連企業「アルカディア」で、10月11日に不正アクセスがあり、約313万件のメールアドレスなどが流出した可能性があるということです。
アルカディアのサービスは、自治体の代わりに防災情報や気象情報などを住民に配信するものです。
全国で約800の自治体がサービスを利用していて、県内の自治体も含まれています。
松本市の「松本安心ネット」もアルカディアが運営していて、市は13日、不正アクセスの連絡を受けたということです。
約2万4000件の登録があり、市は登録者に不審なメールなどへの注意を呼びかけています。
県内では他に、長野市の「防災メール」や上田市の「メール配信サービス」、諏訪市の「防災メールサービス」なども利用していて、アルカディアが情報漏えいの有無などを調査しているということです。
全国で相次ぐ不正アクセス問題。
個人情報が漏えいした場合のリスクについて、サイバーセキュリティに詳しい公立諏訪東京理科大学の杉田誠准教授は―。
公立諏訪東京理科大学 共通・マネジメント教育センター・杉田誠 准教授:
「その情報を利用して、不審な電話が来たりとか、怪しいメール、金銭を要求するようなメールとかが来る危険性がありますので、基本的には無視するんだと思いますけど、電話とかメールとかが怪しいものであるということを自己判断」
また、対策としてはパスワードを使いまわさないことや顔認証や指紋認証など「多要素認証」を取り入れることなども効果的だとしています。
公立諏訪東京理科大学 共通・マネジメント教育センター・杉田誠 准教授:
「最後に守るのは自分かと思いますので、安全にできているかを確認する」

