
風食 長野県松本市(2013年)
松本平の南西部では、春先の強風で畑の砂が舞い上がる「風食」が課題となっています。長野県朝日村で、風食対策で有効とされる「緑肥」の活用について学ぶ研修会が開かれました。
朝日村で開かれた農家など対象の研修会。県の担当者が紹介したのは、収穫せずに、畑にすき込んで肥料とする植物「緑肥」の活用です。
土づくりへの効果が期待されますが、朝日村を含む松本平の南西部では、ある現象への対策としても活用されています。
春先の強風によって畑の砂が舞い上がる「風食」。農作物への砂の混入や交通への支障、洗濯物への付着などさまざまな影響を及ぼしています。
朝日村では、20年以上前から風食対策の一環で緑肥の普及に取り組んでいます。

緑肥活用研修会 長野県朝日村
2025年度は700ヘクタールの畑で緑肥作物を取り入れ、風食の影響も軽減されているということです。
参加者は、緑肥作物の特徴や、農作物とのいい組み合わせについて、学んでいました。
参加した農家:
「(緑肥作物)まいてやれば、全然(砂は)舞わない。できるだけ迷惑がかからないようにやっている」
長野県松本農業農村支援センター・三井光所長:
「いい土が飛んでいってしまうことは農家にとってもよくない。住んでいる方も風食が減ることで生活がしやすくなる。土壌の物理的な改善、肥料を減らせる、それが増えてメリットになっていければ」

