
2014年に噴火した御嶽山
死者行方不明者が63人にのぼった御嶽山の噴火災害から9月27日で12年がたちました。追悼式には遺族とともに気象庁長官も参列し山の安全を誓いました。
麓の王滝村で営まれた追悼式。
噴火発生時刻の午前11時52分に、遺族など参列者62人が黙祷を行いました。
御嶽山の噴火では、戦後の火山災害で最悪の58人が死亡し、今も5人が行方不明となっています。
遺族らは2017年、「気象庁が噴火前に警戒レベルを引き上げなかった」として、国と長野県に損害賠償を求める裁判を起こしましたが、2026年1月、最高裁が遺族の訴えを退けました。
裁判が終わったことを受け、今年は気象庁長官が11年ぶりに追悼式に参列し犠牲者の冥福を祈りました。
気象庁 野村竜一長官:
「ご遺族と同席できたことが非常によかった。噴火で色んな方が亡くなった重さをまず実感しました。我々の情報を開示していかなきゃいけないこと強く感じたところです」
夫を亡くした野口弘美さん:
「今年もまた来たよ。頑張って生きてるから心配しないでと(夫に)声かけました」
次男とその婚約者を亡くした所清和さん:
「12年はあっという間です。何年たっても9月27日は忘れることがないつらい日」
12年目の鎮魂の日。火山の安全を改めて誓いました。

