
高校生が考案した「ジェラート」
長野県飯田市の菓子店で、8月30日、名物の半生菓子の白あんを使ったジェラートが販売されました。考案したのは地元の高校生。評判はどうだったのでしょうか。
真っ白なジェラートの上に、もなかをトッピング。
飯田市の菓子店「ポルカ」で、8月30日限定で販売されたジェラートです。
「ポルカ」の前身の福澤製菓が開発した半生菓子「栗しぐれ」が使われています。
食べた人:
「栗のクリームとジェラートと一緒に食べるとおいしさがさらにアップしておいしい」
整理券を配る飯田女子高校3年生の五味渚彩さん。
このジェラートを考案しました。
ジェラートを考案・五味渚彩さん:
「地域の食が大好きで、そういうものを残していきたい、なくしたくない思いから、商品開発したいと思った。昔ながらの甘味とアイステイストのものをかけ合わせたら、知らない人に知ってもらうきっかけになるのではと考えて」
飯田市を含む南信州は、水分量が10%から30%の半生菓子の生産量が全国トップです。
約70年前に開発された「栗しぐれ」が大ヒットし、全国に広がったといわれています。
学校の探求の時間で地元の半生菓子について学んでいた五味さん。
その魅力をより多くの人に伝えたいと、ジェラートにすることを思いつきました。
栗しぐれの「白あん」とチーズを合わせたジェラートを考え、半年ほど前に「ポルカ」に協力を依頼。
何度も試作を重ねてきました。
ジェラートを考案・五味渚彩さん:
「チーズの濃さや食べていて飽きないか、楽しく面白く食べてもらえるように、あんこの良さが消えないようにということを試作の中で工夫をした」
8月30日は100個限定で販売。
訪れた客が、続々と買い求めていました。
同級生:
「めちゃくちゃおいしくて洋菓子と和菓子の組み合わせがあっていていい。アイスとあっていておいしい」
「初めての味でおいしかった。半生菓子を、これから興味をもって食べていきたい」
阿南町から:
「(栗しぐれは)小さい頃に食べたことがあるが、和のイメージだったが洋にもなると驚き」
半生菓子の魅力を詰め込んだ新しいジェラート。
「ポルカ」の福澤社長も刺激を受けたようです。
ポルカ 3代目・福澤裕介社長:
「(五味さんから)自分になかった発想をもらって、たくさんのお客さんにも来てもらい、これからも若い方の声を取り入れて、いろいろな取り組みをこれからもケーキや菓子を通してしていけたら。これを機に若い人にも広まったらうれしい」
ジェラートの販売は今回限りですが、五味さんは、この経験を将来に生かしていきたいとしています。
ジェラートを考案・五味渚彩さん:
「おいしかったよと笑顔で言ってくれる姿が印象的でやってよかったと思った。将来は食に携わる仕事に就きたいと考えているので生かしていきたい」

